最近、テレビやメディアで取り上げられることも
多くなり、ご存じの方も多いと思いますが
自分なりに調べたことを簡単にご説明します。
『ボルダリング』とは、ロープを使用せずに
壁や岩を登る『フリークライミング』のことです。
安全を確保(ビレー)するためロープを使う等の
動作が無いため
クライミングそれ自体に集中することが出来ます。
また、一人でも出来る、かなり自由度の高い
クライミングの一つです。
シンプルなので、難易度の高いクライミング(ロープクライミング)に比べて
楽しみやすいスポーツだと言えます。
最近では、その手軽さからか各地の公園や幼稚園にまでボルダリング壁が設置され
次世代のスポーツクライミングの主流として普及が期待されているようです。
上級者にとっては、クライミングの中で最も「ム−ブ(動き)」の難しいスタイルとして
その高いスポーツ性が人気を呼んでいます。
『巨石・巨岩』の事を英語で『ボルダー(boulder)』と言い
また巨石を登る行為そのものを『ボルダリング(bouldering)』と言います。
ボルダリングをする人のことを『ボルダラー(boulderer)』と呼びます。
つまり、ボルダラーは同時にクライマーでもありますが
クライマーであってもボルダリングをしない人はボルダラーとは呼ばれません。
上記の写真と右の写真は
通っているジムの方に
こんなことも出来るえ〜という見本で
登っていただいたものです。
(^o^)
ルーフと言われる”天井”のような壁の形状を
自在に登ります。さすが!
この写真を見ると
一見、自分の身体(体重)を
腕だけで支えているように見えますが
全身で身体のバランスをとっているんです。
ボルダリングは、一見 腕力で
ガンガン登るのかな?と思いがちだし
実際そうしてしまうと
自分の体重を腕だけで支え続けていると
どんなにムキムキで腕に自信がある人でも
すぐに腕が疲れてしまいます。
(>_<)
まず最初に大事なのは、足を置く場所を
しっかり確保することです。そうすることで、疲れにくく、スムーズに登ることが出来ます。
ですから、足をどこに置けば楽に登れるか?
どう登れば簡単に登れるか?
足を置く石1つでも大きな差が出ます!
つまり登る前の戦略とシミュレーションが
とても大事な知的スポーツなんですよ〜!
(^o^)
大抵のジムでは、体験で登ることが出来ますから
気軽に最寄りのジムに連絡してみましょ〜。
通っているジムでは、とても親切に教えてくれましたよ。
(^-^)
もちろん何より大切なことは、言わずもながら『楽しんで』登ることですね。
おっと『マナー』と『安全』は絶対厳守です!
ボルダリングが上手な方が登っているのを見るのは
とても参考になりますが、真下で見てはイケマセン。
登頂した後はたいてい落下して降りてきますし
どんなに巧い人でも 登っている途中で手がすべったり足を外したりして
落ちたりしますから、下にいると とても危険なのです。
必ず登っている人がいたら、離れて待機することがマナーです。
(^o^)
ボルダリングは安全とはいえども、やはりケガや事故はあるようです。
そしてアウトドアでの、つまり岩に登るトライアルよりも
実はジムにおいて起きる確率の方が高いそうです。
初心者や子供が気軽に出来ることと
クラッシュパッドによる安心感やジムの人がいる等の安心感が
逆に油断を招いたり、予見できない事故を誘発してしまうのかもしれませんね。
ボルダリングに限らず、あらゆるスポーツで事故が起きた場合は
誰が悪いというのではなく、あくまでやろうと思った自分の意志であり
自己責任と捉えることなんでしょうね。
だからと言ってそればかりを気にしていても仕方ありませんから
のびのびと楽しみましょう〜。
(^-^)/
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